この週末は、娘と広島県安芸高田市にある清(すが)神社を参拝しました。
毛利氏の居城だった郡山城跡を5年前に1人で散策した際、下山途中に麓にある清神社に迷い込みました。
日本の神さまに信仰心を持っていなかった当時の私は、境内の雰囲気に圧倒されつつも手も合わさずに失礼したという(!)経緯があります。
その後家族と参拝した時も、私の中で神さまがご不興を買われているような気がして・・・が続き、
しっかりお詫びをしよう!
と今回の参拝となりました。
清神社は毛利氏が代々崇敬していて、元就公の伝記を読むとその名がよく登場する神社です。
関係の過去記事↓
創建年は神代とされ、主祭神は須佐之御命とされています。
鳥居をくぐり中に入ると、爽やかかつ刺すようなご神気に心も体もシャキッとします。
参道の階段をすごい轟音を立てて木の葉を機械で吹き飛ばしながら掃除されている関係者とおぼしき男性がいて、挨拶しようかなと思いましたが熱心に作業されている様子に、失礼してそのまま階段を上がりました。
境内には千年杉と言われるご神木が5本並んでいて参拝者の目を見張らせます。
(かつては6本でした)
5年前に見たときは白い木肌もつやつやしく大きな幹にも葉がびっしりと生い茂り、見る者を圧倒する威風堂々の神々しいお姿でした。
3年前の参拝の折、木肌が茶色っぽく変色し、葉っぱもかつての勢いがなくなっているのを目にしてショックを受けたことを覚えています。。
根元に近づけないようにロープで囲われて、ゆっくり出来るように置いてあったベンチもなくなっていました。
なぜ、こうなってしまったのだろう・・・
本当に悲しくて、早く大杉のご神木が元気になるよう神さまに手を合わせました。
今回はあの時よりやや元気を取り戻したように見えて少し安心しました。
早く元気になりますように!
ご神木に向けて心で話しかけました。
拝殿もまた立派で、やっぱり近寄りがたいなあ・・・と感じながら拝殿前の階段を上がり、恐る恐る手を合わせました。
そして、5年前の無礼のお詫びを心の中で申し上げました。
脳裏に古代の衣装を身につけた大柄な男性の姿が浮かび上がりました。
近寄りがたい雰囲気と憮然とした様子も感じられます。
あまり歓迎いただいてないかも・・・
でも、来させていただいただけでも有り難い。
他の参拝者もおられたので邪魔にならぬようあちこち写真を撮らせていただき早めに退散しました。
次に、先日寄った素敵なお店に再度行ってみました。
その時の過去記事↓
年内閉店を予定されているせいか、店内にあふれるように置かれていた商品が1/3ほどになっていたのでビックリしました。
お店の方が私を覚えていてくださったのが嬉しかったです。
大学でデザインを学んでいる娘は、床に埋め込まれた色鉛筆のオブジェや西洋絵画のような店内のしつらいを熱心に見て回っていました。
それから、娘に是非味わって欲しい!と前回いただいたシフォンケーキのセットをお願いすると、1人分しか残っていないとのことなので娘に譲り、私はコーヒーを注文。
娘はケーキの味に感動していました。
私も大きなマグになみなみ注がれたコーヒーの美味しさに目を見張りつつ、ゆっくり味わいました。
本当に美味しかったです・・・
今回はこのお店の思い出にと、飲んだのと同じサイズの模様違いの大きなマグとお冷やでサーブされたのと同じおままごとのようなミニグラスを購入しました。
木のドアを押し開けて外に出てから振り返ると、オーナーさんのにっこり微笑んだお顔がカウンター越しに目に入り、何だかこみ上げてくるものがありました。
「もっと早くに出会いたかったね。」
娘の言葉に、こっくりとうなずくのでした。
清神社の鳥居から中を臨む。
清々しい風がこちらに向かって吹き付けてきます。
杉のご神木が奥に見えます。
ご神木越しに拝殿を臨む。
木の根元部分がまだ茶色に変色しています。
元気になるように今回もお祈りしました。
美しく色づいた木をバックに狛犬さんをパチリ。
郡山城から少し離れた周辺をパチリ。
あちこちに支城跡がありました。
いつか歩いて史跡をゆっくり散策してみたいと思いました。
購入したマグとグラス。
グラスには季節の花を飾ってみました。
うちのわんぱく黒猫くんの手が・・・