観えたこと想うこと草子

旅と歴史をメインに少しスピリチュアルなお話を綴ります。

○ホな自分を省みるとき

一昨日のカープと巨人戦で、菊池選手がデッドボールを受けたことがなぜかいつもより(すごおく)頭に来て、昨日は何も書けませんでした。

 

怒りのままでものを書くことをしないように気をつけています。

昨日もデッドボールがありました。

最近多いのかな。

 

気温が不安定なので、選手もコントロールが鈍るのでしょうか。

 

 

 

 

このブログにも日々の事や過去のことを綴ったりするように

 

リアルの紙でも日記を綴っています。(毎日ではありません)

 

時に読み返すと、字にしていない感情があふれてきます。

 

この○ホ!何やっとんじゃ!!

 

とか

 

あの日の風には感動した・・・

木の葉が雪のように舞って

 

とか。

 

怒りの話ではなく、雪のように舞った木の葉の話について。

 

以前のブログで島根県石見国二宮 多鳩神社のことを書きました。

 

初めて参拝したのは、昨年夫と二人で。

季節は春爛漫の頃。

 

拝殿でご挨拶をした後、きりりとしたご神気に包まれた境内で木々に囲まれた深閑とした空気の中

 

しばし二人とも物も言えず佇んでいました。

 

ふいにさやさやと春らしい空気の流れを感じて見上げると、目の前のご神木の木の葉が秋でもないのに風に乗って一斉に舞い散ったのでした。

 

それほど勢いのある風ではないのに、それこそ、映画の撮影のように。

 

参拝をご祭神が喜ばれると起る現象と後で知りました。

 

目には見えないけれど、ご祭神の八咫烏さんが飛び回っていたのではなかろうか・・・

 

 

そんな不思議な木の葉の舞い散り方でした。

 

初めて来る他国の者を歓迎いただいのかもしれない。

 

本当に嬉しく思いました。

 

 

告白すると、寺社仏閣の歓迎の徴がいろいろあると教えてもらい、以前は同行した人と徴探しにやっきになっていた、それこそ○ホな時期がありました。

 

ある神社で、キラキラの光のオーブが空間に見えるよと人に言われて

 

私にも見えるはず!

 

と必死に見ようと目をこらしたりしてました。

 

すると

 

「見えることがそれほど大事か」

 

その神社でやや厳しめにそう聴こえたことがあります。

 

 

その瞬間、雷に打たれたように情けなく恥ずかしくなりました。

 

私は一体何を求めているのだろう・・・

 

何をやっているのだろう・・・

 

 

歓迎いただいた場所でも、次には全く違う印象を持つこともある。

 

諸行無常というのか

 

参拝したときの一期一会。

 

それがどんな状況でも

 

そこに行けただけで有り難い。

 

○ホな自分を思い出しつつ、今はそう思うようにしています。