観えたこと想うこと草子

旅と歴史をメインに少しスピリチュアルなお話を綴ります。

出雲の国 東方面の旅 5

昨日は朝から夕方まで広島市内に滞在しました。

 

広島原爆慰霊の日。

8時15分に黙祷、そして今起きている戦争の終結を祈りました。

世界中で起る自然災害にも思いを馳せました。

 

こうしてブログの日記を書けている平和を思います。

 

 

旅の続き。

 

次に向かったのは

 

島根県八雲立つ風土記の丘展示学習館

島根県松江市大庭町)

 

見返りの鹿の埴輪(重要文化財)を見たくて行きました。

 

建物の中へ入ると、すぐガラスケースの中の鹿埴輪を発見!

 

キャー!!本物だーー!

 

と完全にミーハーなおばさんと化しました。

 

この埴輪を作ったのはどんな人なんだろう・・・

どうしてこの形にしたのかな。

 

いろいろ想像してワクワクします。

 

他にも重要文化財古墳時代のものとされる額田部臣名文入大刀の本物もありました。

(なぜか写真を撮っていませんでした)

 

どれも本や雑誌で見たことがあるものばかり。

 

この後、外の公園にある復元された竪穴式住居にも行き、中に入ってみました。

入ってびっくりしたのは

この灼熱の中で、住居の中が存外涼しかったこと。

 

地上から約50cm埋まった建物周囲の壁が熱の変動を押さえているので、夏は涼しく冬は暖かいのだと夫が教えてくれました。

 

こんなところで生活したら私の虚弱も自然に治って頑健になるかもよ

 

と夫に話すと

 

「ムカデとか出たら大騒ぎするくせに。」

 

ムウ・・・ぐうの音も出ません。。。

 

この後、夫が参拝を希望していた

 

八重垣神社(島根県松江市佐草町)

 

へ向かいました。

 

専用の駐車場から境内に入りました。

 

縁結びで有名な神社で、たくさんの方がお詣りに来られて賑やかな境内。

 

夫は拝殿で手を合わせ、1人でいそいそとあちこち巡り始めました。

 

御祭神

素盞嗚尊

稲田姫命

大己貴命大国主命

青幡佐久佐日古命(佐草宮司先祖神)

 

 

私も拝殿で手を合わせてまずはご挨拶。

 

・・・・・あれ・・・?

 

いつも感じられるような

 

「よく来た」というようなふわりと包み込まれるような感覚がありません。

 

細面のやや厳しめな表情の女性の神様の存在がぼんやりと脳裏に浮かび上がりました。

それは歓迎というにはほど遠い雰囲気・・・・

 

???(汗)

 

それから別棟になっている本殿板壁画を見て(これもいろんなメディアや本で目にします)

暑いので先に車に戻りました。

 

夫はいったん車に帰ってきて

 

「鏡の池に行ってくる。」

 

とまた足取り軽く池のある森の奥へ行ってしまいました。

 

しばらくして夫が意気揚々とかえってきました。

 

人がたくさんいたでしょ?

 

「いや、誰もおらんかった。ゆっくり出来たよ。」

 

えええ?!

 

これだけ沢山の人がいるのに誰もいなかったですって?!

 

私も鏡の池に行ってみましたが、(やはりというか)何人もおられました。

 

これは・・・

 

夫は神様に気に入られているぞ。

 

・・・まあ、良いでしょう・・・

 

いろんな経験をさせていただきます。

 

境内そばのカフェで涼んでから最後の目的地

 

須我神社

 

へ向かいました。

 

 

見返りの鹿の埴輪。

顔の正面から。

 

他の埴輪は類型的なのに。

でも生き生きとして大好き。

 

一度入ってみたかった。

願いが叶いました。

何か古代のイメージ映像が浮かぶかと思ったけど何も無し。

残念。

 

八重垣神社 ご由緒。

 

境内脇から入ったので、後から入り口の鳥居を撮影。

 

風格ある拝殿。

 

鏡の池に至る森の中の道。

水辺は載せない方が良さそうな気がして載せておりません。