地元の祭礼の舞の稽古も大詰め。
私もお囃子の笛で参加していますが、枯れ木も山の賑わい程度の存在感。
体力の無さと経年変化のせいで息が続かなくて音の出がいまいち・・・
娘は勘の良さと力強い吹き方が良い感じ。
弟が獅子舞に出る関係で、出だしの3人だけで笛を吹く場面で娘も出られることになりました。
10年前は小学生で太鼓をたたいていた小さかったあの娘が・・・と思うと感慨深さもひとしお。
昨日は本番の神社の境内で獅子舞の練習がありました。
舞を教える師匠がお囃子用のCDラジカセを準備していましたが、娘も笛を吹いて参加しました。
このところ季節の変わり目で体調不良気味の娘でしたが、よく吹けていました。
私は神社の雰囲気を楽しみつつ、体力的には正直しんどいこともあるけど、今回も神事に家族で参加できて有り難い事だ・・・と舞を見ながら思いました。
(夫は大きなうちわで舞っている獅子を扇ぐ係で参加)
練習が終わってから娘が
「笛を吹いているとき最初は気分が悪かったけど、途中から急に調子が良くなってきたんよ。もしかして神様が治してくださったんかねえ。」
と言ってきました。
そうかもしれないね!有り難い事じゃ!
と娘と喜び合いました。
この子がこんな言葉を言うようになってくれたか・・・
私が話す神社や神様の話をいぶかしげに聞いていた娘だったのに。
とにもかくにも、あと一週間で祭事の本番です。
先人が繋いできた伝統のバトンを、今年も無事開催できることがつくづく有り難いなあと思いました。