岸田首相ではないですが
「聴く力」
についてこんなことがあったなと思い出しました。
7~8年ぐらい前、気がついたら人の心の表面が聴こえているということに気がつきました。
それは仕事をしていたある日のことでした。
上司が私の仕事に妙に関与することが続いて、「やめて欲しい」ことを伝えたことがありました。
(私は結構言う方。後しんどいけどそこは何とか)
相手の表情が一瞬神妙になりました。
「くそばばあ、何言ってんだ。」
は?!
一瞬私の目がくるんと動いたかも。
上司の口は閉じているのにはっきりと聴こえました。
口では
「分かった。気をつけるよ。」
と言っていたのですが。
何だかショッキングで、ありゃ、心の声をきいてもうた・・・と想いました。
大して好きな上司ではなかったので(というか大嫌いだった)どうということはなかったけど、この一件で自分の脳裏に響く声に気をつけるようになりました。
普段聞こえたところでなんてことはなかったのですが、思い返すとあまり親しくない人の声が結構刺さる内容が多かったかなと思います。
やはり職場で、見た目はきちんとして言葉使いもやたら丁寧な女性から
「すいません、この書類のことおたずねしてよろしいですか?」
と言葉では聞こえて
「さっさとしろよ。」
とこれも脳内にはっきり聴こえて
はあん、なるほどね・・・
と思ったことがあります。
表面的な心の声なのでその人本来の姿を現わしているわけではないよと詳しい人から教えていただきました。
よくは知らないのですが、こういう現象はあるそうですね。
今はこの能力は大して機能していなくて、というかどうでも良くなったか
何となくこう言ってんのかな・・・
ぐらいの感覚で記憶にも残りません。
後もっと考察するとプロ野球をテレビで見ていて
あ、この選手絶対打ちにいく!
とかあるけど。
(少し分野がちがうか)
それにしても、記憶に残っているのは腹の立つ人ばっかりだったなあ・・・