時々、過去生退行催眠の動画を視聴します。
過去生を観に行くというよりは、いつもぐっすり仮眠が取れるので。
(何という使い方・・・!)
だいたいいつも導入部分で寝てしまい、気がつくとおしまいの音楽で目覚めるパターン。
起きると非常にスッキリ爽快!になります。
先日もちょっと前夜の寝が浅かったし、昼寝をするかという気分で実践しました。
ところが
導入部分どころか最後まで意識を保ったまま、自分の過去生の一つを観に行ってしまった。
というお話です。
導入部分の誘導から、かなり深いところまで意識が向かっていきました。
幼い頃・・・生まれる前・・・とナレーション通りに脳裏に浮かぶ映像を観つつ
過去生へと誘われました。
出てきたのは、古代ローマ時代の過去生。
軍人でした。
当時世界最強といわれたローマ軍団。
百人隊長か執政官か分からないけれど、部隊の指揮官のようです。
鎧もちぎれかけてボロボロ、体中傷だらけの状態。
その時は戦いの終わった後の情景。
勝敗の結果は不明ですが、過去生さんの部隊はかなり苦戦した模様。
川にも広い原っぱにも一面累々と横たわる敵味方の屍。
どの顔も一様に苦悶の表情に満ちていました。
青ざめた表情の私の過去生さんは、残った部隊とともに何とか帰還。
自分の屋敷で傷ついた体を癒やしながら過去生さんは
「もう誰も傷つけたくないし、敵でも味方でも人の苦しむ姿は二度と見たくない!」
と強く思ったようです。
この気持ちは、実は今の私の人生に反映されていまして
テレビや映像などで暴力シーンが出るとその場を去るかチャンネルを変えたり。
バイオレンス、ホラーは全く駄目です。
とにかく誰かが何かが(動物でもたぶん植物でも)傷ついて苦しむ状態を目にするのは耐えられないのです。
過去生さんを観ながら
へええ~この性格、ここから来てたんだ。
と分かりました。
これ、どうかしたらいいのかな・・・とも思いましたが。
催眠中だから何も出来ません。
誘導の音声は天使からアドバイスをもらうという内容で終わりました。
やってきた「天使」は羽の生えた金髪の西洋人風というステレオタイプ的なものではなく、まぶしい光という形状でやってきました。
その光が言葉を発します。
「我々はあなたが善人であることを望んではいない。
あなたがあなたらしくいる姿を望んでいる。」
「我々」って複数形なんだ・・・と思いました。
私らしくって・・・このまんまで良いってこと?
ちょっと以外でした。
私と兄二人は、両親とは良好な関係ではありません。
滅多に会わないし必要最低限の関わりです。
孝行者ではない自分たち兄妹。
そこがいつも心に引っかかっていたので、その部分を言われたような気がしました。
光の存在から、そういうのもひっくるめて「らしく」でいいよと言われている。
だからといって親との仲が良好になるわけでもないよなあ。。。
メッセージは、もしかして自分守りの潜在意識から言わせているかもしれないし・・・
微妙な思いのまま誘導に従って終了。
おちがありませんが、印象深い過去生退行催眠でした。
家の前の畑にあるフェイジョアの花。
年末ごろにたくさんの実をつけてくれます。
ジャムにして食べると最高。