観えたこと想うこと草子

旅と歴史をメインに少しスピリチュアルなお話を綴ります。

広島県尾道市 真言宗醍醐派大本山 西國寺を参拝

この週末は、このところ体調がすぐれない高二の息子の健康祈願のために、広島県尾道市にある健脚と健康に御利益があるとの評判の西國寺に参拝しました。

 

当の息子は体調不良のため家で黒猫くんと留守番。

夫と娘と私の3人で車を飛ばしてお詣りに行きました。

 

西國寺は行基菩薩が開山と創建とされています。

 

行基菩薩様・・・振り返ると行基さん開山の山の麓の住宅地に嫁に行く前まで住んでいたこと、小さい頃から参拝していた宮島のお寺のご本尊が行基作とされているなど、身近に行基さんを感じながらの人生でした。

(大人になってから知りました)

 

また、日頃から行基さんをリスペクトしている私にとって、ご由緒は何だかとっても嬉しい内容。

 

 

国道二号線からすぐの裏参道脇に駐車場があります。

駐車場の位置をなぜか執拗に確認し続ける夫を好きにさせておいて、娘と先を急ぎました。

 

寺務所で護摩祈祷やわら草履の奉納の手続きをしました。

 

仁王門に祈願を書いた布を付けたわら草履を結びつけて奉納という仕様になっています。

 

布に息子の健脚に加えて健康も記入しました。

 

護摩祈祷は8のつく日に行われるとのことで、ちょうど次の日が18日。

当日の参加は出来ないけれど、これも息子の健康を護摩札に記入して奉納させていただきました。

 

寺務所のかたに丁寧にご指導いただきながら手続きを終え、隣接する不動堂と大子堂を参拝しました。

 

お不動様のお顔はやさしく、じっと目を合わせてこちらを見ておられるように感じました。

 

手をあわせ、ご挨拶と息子の健康の護摩祈祷の感謝を心の中で宣べていると胸の中心がうずき出し、我知らず涙があふれてきました。

 

それからわら草履を仁王門にくくりつけて奉納し、引き返してご本尊の薬師如来様がおられる金堂で手を合わせ、息子の健康をお願いしました。

 

金堂は戸が閉まっておりご本尊様を目にすることは叶いませんでしたが、息子の健康のご加護を何卒どうかよろしくお願いいたしますと手を合わせました。

 

すると、

 

内側から戸を「ドン」と叩く音がしてびっくり!

 

誰もいないはずなんだけど・・・

 

まるで

 

「よし、分かった!」

 

と言われているような。。。

 

境内はずっとサヤサヤと風が吹き、まろやかなやさしい雰囲気。

 

娘も「久しぶりにお寺に来たけど、気持ちいいね!」

 

とのこと。

 

夫もあちこち撮影し今日の参拝を楽しんだのでした。

 

ご由緒。

 

寺務所付近から見た表参道の階段。

眺めが良いです。

 

寺務所横の不動堂。

 

お願い事を書いた布付きのわら草履を仁王門にくくりつけて奉納。

大きなわら草履にびっくり!

 

ご本尊様がおられる金堂。

 

最後に空を仰いだら太陽の周りに彩雲のような雲が!