刺しゅうが好きで、家にいるときは必要な用事以外、ほとんど刺しています。
(ハードロックを聴きつつ)
私の場合、始めたのはフルタイムの仕事を辞めた2年前から。
空いた時間に何かしようと若い頃から興味のあった刺しゅうを始めることにしました。
最初はやっぱりフランス刺しゅうだよね!とキットを取り寄せて始めたのはいいけれど、どうもなんかおかしい。
キットじゃなくて、私が。
あるステッチを説明書を見ながら刺してみて,突然ギクッとしました。
刺したことあるぞ、これ・・・
なかなか手の込んだステッチで、もちろん生まれて初めて刺すはずなのだけれども。
まだヒーリングを学んでいない頃で、直感的感覚も今ほど無かった時ですが、そのとき映像がふっと脳裏に浮かびました。
少し飽き飽きしたように刺している手元だけが観える・・・
そして
フランス刺しゅうのキットを刺していると妙にあくびが出ることに気がつきました。
しかも気持ちが上向かない。
なんで?!
好奇心はあるのに、気持ちがなぜか奮い立たない。
その時、ずいぶん以前に購入したクロスステッチのサンプラーキットが納屋にしまったままだったことを思い出しました。
当時は全くクロスステッチの刺し方が理解できなくて、断念したのでした。
どうせ出来ないかもだけど、やってみるか・・・
納屋から引っ張り出して,恐る恐る織り目を数えて刺してみました・・・
出来た!
クロスになってる!!!
全身に鳥肌が立ちました。
このときの感動は今も思い出します。
その後、ヒーリングを学び、過去生を観るということも出来るようになりました。
先生にも言われましたが、過去生でかなり刺しゅうをやっていたそうです。
自分で観ると、ある過去生ではフランス刺しゅうを仕事にしていたらしく、かなりイヤイヤやっていた。
本当はあの色、あの形、あんな布で刺したいのになあ・・・と思いつつ、納期までに決められた作品を仕上げるべく、生活のために仕方なく刺していた日々・・・
フランス刺しゅうを刺すと魂が嫌がるのはこういうことだったのでした。
(でもやっぱり綺麗だからたまに小物用に刺しています)
今は思う存分クロスステッチをさせるのが本当に幸せ。
通信教育でも学んでいるので、技術的にも向上するぞ!と今日も意気揚々刺すのでした。