観えたこと想うこと草子

旅と歴史をメインに少しスピリチュアルなお話を綴ります。

カープが好き・・・

広島生まれじゃない広島育ちのカープファンです。

 

夫は昔巨人が好きだったけれど、今はカープが好きなのだそうです。

 

 

カープの今回のセ・パ交流戦は近年にない内容で、好守が際立つ渋い戦い方も見られました。

その中で、若手の奮闘ぶりに目を見張るゲームもありました。

ベテランも良い感じで活躍していました。

 

夫によると

「監督は3年後を見据えた選手起用なんじゃないか。」

との意見。

 

私も見ていてそうかもと思いました。

 

割とおおらかな采配を感じる場面もあって、選手を駒のように使い

 

「きっちり勝ちを取りに行く!」

 

的なシビアな印象はありません。

 

新井監督はバントや走塁の失敗、ピッチングその他いろんなミスがある中で

 

「失敗の次が大事なんだ。」

 

と言われているとのこと。

 

確かに、挑戦や失敗の揺らぎの中で選手達が自分なりに整理し、調整して結果を積み上げているように見えます。

 

 

私の兄二人もカープファンで、特に長兄のテレビを見ながらの観戦はすさまじいです。

 

彼は、カープで大事に育てられた選手が他球団に流出していた時代の話をするとき、いつも涙を流して嗚咽とともに語ります。

(お酒が入っても入らなくても)

 

 

小さい頃見た、山本浩二さんがネクストバッターサークルで片膝ついてじっと相手投手の球筋を見つめていた姿を今も鮮明に思い出します。

今思い返せば、凄いオーラを放っていたように思います。

 

ちなみに兄二人は山本浩二さんと同じ小・中・高なのが自慢。

私は高校は違います。。。

 

 

 

北別府さんが亡くなられた日、長兄からいの一番に嘆きのラインが入りました。

 

北別府さんの現役時代の姿を思い出すと、いつも苦み走った表情でマウンドに立ち、1-0など僅差で勝ち投手になるゲームが多かったことを覚えています。

 

エースとしてマウンドを支配している姿が印象的でした。

 

 

ご冥福を心からお祈りします・・・