私の趣味の一つが「刺しゅう」。
仕事を辞めてから始めました。
最初フランス刺しゅうから始めて、今はクロスステッチを主に刺しています。
はまりまくって、最長一日10時間ぐらい刺したことも。
この刺しゅうの話も不思議系の話があるのですが、また別の機会に。
私が、刺しゅうをするときによく聴く曲が
「ディープ・パープル」
長兄が好きで、小さいときからよく聴かされていました。
刺しゅうでなんでハードロック?
なのですが。
何というか、格調高いのですね、音が。
そして重厚感。
落ち着いて針を刺し進められます。
「ハイウェイ・スター」なんて、最高です。何度も聴いちゃう。
何でだろうと私も思ったことがあって、調べるとすぐ分かりました。
クラシックの旋律を用いた曲作りなのだそうです。
オーケストラとコラボもあったそうなので、やっぱりそうか!と思いました。
昨夜、彼らの広島公演に行ってきました。
一人好きの私はもちろん一人で。
聴衆は、私と同年代かそれ以上ぐらいの方ばかり。それもそうだな。
ボーカルのイアン・ギランは調べると喜寿。
リードギター以外他のメンバーもそのぐらいな感じ。
さすがに、ギラン様の
「切り裂くような超絶スクリームとシャウティング」
はありませんでしたが、整った目鼻立ちに往年の面影はしっかり残っていたし、口パクパクさせてドラムを叩くイアン・ペイスも見られたし。
大音量のロックの音のなか、私にはなぜか教会の賛美歌のようにも思えました。
キーボードがパイプオルガンに聴こえる・・・
「ハイウェイ・スター」で始まって、「ブラック・ナイト」で終わったコンサート。
大満足で帰路についたのでした。