次に向ったのは同じ奈良県御所市内にある
葛城一言主神社(かつらぎひとことぬしじんじゃ)
ご由緒↓
本社に鎮まります一言主大神は、第二十一代雄略天皇(幼武尊)が葛城山に狩をされた時に、顕現されました。
(中略)
一言主大神は天皇と同じ姿で葛城山に顕現され、雄略天皇はそれが大神であることを知り、大御刀・弓矢・百官どもの衣服を奉献したと伝えられています。このように天皇はこの一言主大神を深く崇敬され、大いに御神徳を得られたのであります。この大神が顕現された「神降」と伝える地に、一言主大神と幼武尊(雄略天皇)をお祀りするのが当神社であります。そして、この『古事記』が伝えるところによると、一言主大神は自ら「吾は悪事も一言、善事も一言、言離の神、葛城一言主の大神なり」と、その神としての神力をお示しになられております。そのためか、この神様を「一言さん」という親愛の情を込めた呼び方でお呼び申し、一言の願いであれば何ごとでもお聴き下さる神様として、里びとはもちろんのこと、古く全国各地からの信仰を集めております。
(葛城一言主神社HPより抜粋)
興味深いエピソードです。
4月に紀州熊野に一人旅をした帰る途上、この神社がナビに出てきて目に入った瞬間
行きたい!!!
と思った神社です。
その時は、初めての1人レンタカーで終始ドキドキだったし、時間までに返せるか分らないし、道が不案内で狭そうだし・・・ということで断念しました。
今回夫に運転してもらって参拝が叶いました。
やっぱりあまり広くない道が続いて、ほどなく到着。
駐車場に続く鳥居の前の道が車でごった返しています。
空くのを待って、鳥居の横を通って奥にある駐車場に入りました。
駐車場敷地の幅が狭いので大きい車はバックで入ったりするなど苦労していました。
奈良県は人気の神社が多いのだなあと思いました。
車を駐車してから元来た道を引き返し、鳥居をくぐってから参道へ。
周りを見渡すと、いたる所に彼岸花が群生していて季節を感じる景色が素敵です。
散策をする人も訪れて景色を楽しんでいる様子。
私も周りをキョロキョロしながらけっこう長い階段を上がり拝殿前に到着。
今度は蝶の襲来も無く、無事に参拝出来ました。
拝殿の右側にある雄略天皇像をちらと眺め、周囲を見渡した後
夫に促され、神社を後にしました。
急ぎ気味の参拝となってしまいましたが、いつかもっとゆっくり参拝したいなあと思いました。
そこから最後に向ったのは
ご由緒↓
西暦582年 寅の日寅の刻、聖徳太子この山で毘沙門天王を感得される。
西暦587年 7月3日聖徳太子、御本尊の御加護により佛敵守屋を討伐し、御自ら毘沙門天王像を刻み、この山の守護本尊として祀られる。
西暦910年
当山中興開山命蓮上人毘沙門堂の伽藍堂塔を建立善美をつくす。
醍醐天皇御重病のとき、当山毘沙門天王の御加護により御全快され、朝護孫子寺の勅号をたまわり、以来信貴山朝護孫子寺と称す。
私の生まれ育った場所からわずか4kmの場所で、母から参拝に連れて行った旨聞いていました。
どこか記憶に残っている場所があるかなあと思いながら向いました。
お寺だけれども入り口に大きな石の鳥居が建っていました。
そこから本堂へ向います。
どこにも
記憶に残っているような景色はないなあ・・・
と思いながら
えっさえっさと本堂目指して登り道の参道を歩き続け、そろそろ到着という頃
ドンドンドン・・・
太鼓の音が力強く響き渡り、本堂でご祈祷が始まりました。
お坊様が大音量で読経されながら太鼓の音も勇ましく、迫力満点のご祈祷でした。
悪いものがついていてもアッという間に退散するだろうなあ・・・と思いました。
ご祈祷を拝見しつつ拝殿で手を合わせてご挨拶と参拝の感謝を申し上げてから、夫と戒壇巡りをしました。
戒壇巡りとは↓
真っ暗な回廊を進み、宝珠を納める錠前に触れると心願成就のご利益が大変あらたかです。本堂にお参りの際は、是非ご入壇ください。
本堂の回廊に沿って奥に行くと、受付の窓口があってその後方に戒壇巡りの入り口がありました。
料金を支払った後丁寧な説明をいただいてから、何だか気の進まない様子の夫を尻目に真っ暗な世界へ勇んで入っていきました。
真っ暗だ~~~!!!
と久々に頭ががつーんとするような感動を覚えるほどの暗黒の世界。
地元広島の宮島の大聖院では何回かと、長野にある善光寺でも入らせていただいたことがあります。
何度挑戦してもゾクゾク感があります。
目をつぶっても開けても同じ世界。
右手を壁に沿わせながら進んでいくうちに何かごつごつと手応えを感じました。
これが錠前・・・
この上にご本尊の毘沙門天さまがおられるのか・・・
ありがたいなあ
と思うより先に真っ暗感が強くて、自分の感情に反応しにくい状況です。
帰宅してから改めて
ありがたい経験だった・・・
と思いに耽ることが出来ました。
さて
出口を抜けて明るい世界に戻り、本堂の回廊でぼんやり佇んで下界の景色を眺めていると
急に胸の辺りがぐっと詰まり涙が溢れてきました。
何も心に思うことなく、涙が流れました。
幼い頃に参拝して
今再びこの地へ来たことへの魂の反応なのか・・・
分からず屋の母とずっと思ってきたけれど、母は母なりに神仏のご加護を我が子にいただけるようにと一生懸命だったのかもしれない・・・
幼い頃に何も知らず母に連れられて参拝したことは、決して無駄ではなかった。
最後の目的地に来て
やっとこの旅の意味を、噛みしめたのでした。

葛城一言主神社の鳥居
右奥に苦労して入った駐車場があります

ここから結構長い階段へ向います

参道から見える秋の深まりを感じる景色

日頃の運動不足を実感した階段
左に「運気向上」との看板が・・・!

ご神木がありました

雄略天皇像
もっと近くで撮れば良かったかな・・・
拝殿は思いっきり間近で撮っていたので(夫が)載せるのを諦めました

灯籠がずらりと並んでいます

迫力ある参道
この道を6才、5才、3才の子供を連れて母もよく行ったなあと思いました

大きな寅がいました

本堂
この位置なら良いかなと載せてみました(ドキドキ)

本堂回廊からの眺望
この山のふもとの少し離れた場所に住んでいました