海のそばのホテルに今回は宿泊。
体がだるくて足下がふらつきます。
食事の後お風呂も入らず座布団を枕に1時間ほど寝入ってしまいました。
おかしい・・・
いつもと何だか体調が違う
お風呂に入るために起きた後、ネットで伊弉諾神宮のご神木の周辺が「ゼロ磁場」ということが書いてあるのを見つけました。
「ゼロ磁場」というのは
地球の磁力のS極とN極がぶつかり合い、磁力が相殺され、結果的に磁場がゼロになる現象で、 反面この場所からは巨大なエネルギーが生まれる
とのこと。
ご神木の前で一瞬クラッときたのは、この「ゼロ磁場」の影響もあったのかもしれないと思いました。
高いエネルギーによる気当たりならば、一晩眠れば良くなるはず。
枕が違うとなかなか熟睡できない質なのに、その夜はぐっすり眠りにつけました。
翌朝
スッキリと目覚め、夕べの体のだるさがウソのように軽くなっていました。
朝ご飯ももりもり食べ、元気よくホテルを出発!
2日目も国生み伝説の地を巡ります。
早朝のまだ薄明るい中で最初に車で向ったのは
古事記・日本書紀によれば、神代の昔国土創世の時『伊弉諾命』『伊弉冉命』の二神により創られた日本発祥 - 国生みの聖地 - それが当地『自凝島神社』です
(おのころ島神社HPより)
自凝島神社
なるほど・・・
漢字に深く納得。
ご祭神は
伊弉諾命(いざなぎのみこと)
伊弉冉命(いざなみのみこと)
こちらの鳥居は日本三大鳥居の一つとのことで、遠くからでもよく見えます。
駐車場に停めて,大きな赤い鳥居をくぐり参道の階段を登ると、目の前に拝殿がすぐ見えてきます。
こちらも伊弉諾神宮のような繊細かつ柔らかなご神気を感じました。
加えて 育む、慈しむような母性の優しさも感じます。
ご利益が「夫婦和合」「安産」とあったので、納得!と思いました。
朝早くというのにすでに境内には何人か参拝客がいましたが、私たち夫婦が拝殿で手を合わせる場所には誰もおらず、ゆっくり手を合わせることが出来ました。
寝起きの頭でうろうろと境内をあちこち散策しました。
ゆっくりお弁当を広げて過ごしたいなあと思える空間。
社務所が開いていたので、いろんなお守りを購入してから次の目的地
天の浮橋(あまのうきはし)
へ向います。
その説明↓
おのころ島神社より西へ約400m。イザナギ、イザナミの二神がここに降り立ったと伝えられています。
(淡路島観光協会HPより)
夫によると住宅街の中にあるということで、駐車場に車を置いたままてくてく15分ほど歩いて行きました。
ほどなく、住宅街の一角に作られた石造りのモニュメントを見つけました。
こんな町中で・・・
隣は普通のお宅が建っている所で・・・
二人で驚きのあまり唖然としました。
ここで実際何が起ってこのような記念碑が建てられているのだろう・・・
いろいろ考えを巡らせましたが皆目見当がつきません。
手を合わせて意識をこの地に集中してみました。
すると
まばゆい光の柱がこのモニュメントの位置に立ち上っている映像が脳裏に浮かび上がりました。
もしかしたら上からの光だったかもしれません。
びっくりして傍らの夫に今見えた事を伝えると
薄曇りだった雲間から朝陽が射して辺りを明るく照らし、それまで無風だったのに突風とまではいかない風がぴゅうと私たちに吹き付けてきました。
思わず夫と顔を見合わせました。
まるで
見えない存在からレスポンスをいただいたかのよう。
「た・・・たまたまじゃろ。」
と夫が私の表情を見ながらぼそぼそとつぶやきました。
夫に促されるままそこから数百メートル離れた場所にある
「葦原国(あしはらのくに)」
へ向いました。
三原地域一帯は、古事記・日本書紀に登場する「 葦原 ( あしはら ) の国」 とも言われています。「葦原の国」とは、イザナギ・イザナミ神が創られた日本国土全体を指す言葉で、そこには海辺に葦が繁っており、その中に五穀豊穣の沃土があるとされています。
(淡路島観光協会HPより)
広々とした田畑が広がる中に、ぽつんと木が何本か立っているそばに小さな祠があるのを見つけました。
ここが葦原国ということなのですが一体どういう意味なのか私の理解が及ばない内容です。
(単なる勉強不足もあります)
広々と畑が広がるそばの道を考えに耽りながらあるいていると
「○○の中心」
と言う言葉が頭の中に降りてきました。
○○が分らなかった・・・
私の理解の及ばない古代の語句だったかもしれません。
理解も知識も浅いし、どうしようもないなあ~~~!
とさらに考え込んでしまいました。
伊弉諾神宮の場所を中心として放射線状に広がる陽のモニュメントの内容を示しているのか・・・
理解できないことはそのままでも良いのかも・・・とも思います。
いつか分る時が来るかもしれないし。
何だかぐちゃぐちゃと思考が停止したまま、おのころ島神社の駐車場に戻り車に乗り込みました。
陽が昇ると気温も上昇してきて喉が渇いてきました。
ソフトクリームを食べるために淡路島牧場へ移動しました。
(さっぱりの中に濃くがあって美味しい!)
次に向ったのは
安乎岩戸信龍神社(あいがいわどしんりゅうじんじゃ)
読み方が難しくて、神社名がなかなか覚えられませんでした。
おのころ島神社から車で30分ほど離れた洲本市の海岸沿いの洞穴に祠があります。
ご由緒
ながながと書かれていましたが、興味深い内容です。
いなくなった仲良しの神さまを待ち続ける白龍さまの切ないお話。
心に残るお話です。
こちらの神社は、知る人ぞ知るパワースポットとのことで、駐車場には車やバイクが何台も停まっていました。
鳥居や拝殿場所は新しくきれいに整備されていて,海風も吹き付けてとても気持ちの良い空間です。
狭い場所に結構な数の人がおられたのですが、ここでも手を合わせる場所では一時夫婦2人だけになれました。
鳥居をくぐって祭壇のある洞窟の前に来ると、はっとするほどの何かのエネルギーを感じました。
夫の表情をみると、同様に感じているようでした。
ご祭神の白龍様がまるですぐ上におられるような・・・
洞窟の入り口の形が淡路島に似ているとの情報を事前に調べていたので、振り返って背後の景色を眺めると、確かに淡路島の形の入り口!
でも
私が気になったのはその先の海が広がる景色でした。
ご祭神様は、日々眺めておられる眼前に広がる景色をとても気に入られているのではなかろうか・・
この思いを洞窟を中から振り返って分かち合いたいと思われているのかも・・・
ふと思いました。
参拝の方が何人か入って来られたので、そこで失礼することにしました。
砂利石がきちんと敷かれた短い参道を通って鳥居から外に出ると、すぐ近くにオートバイの神社があるのを発見。
だから、バイクが何台も停まっていたのか!
と気がつきました。
珍しいので夫は何枚か写真を撮っていました。
お昼は製麺工場併設の出来たてのパスタをいただける評判のイタリアンレストランで昼食。
(すごい人で1時間待ちでした!)
時間も昼を過ぎて夕刻にちかくなってきました。
そろそろ広島に帰らねば・・・
食べ物が美味しく
景色がのどかで
空気も人の雰囲気も柔らかい・・・
夫婦とも淡路島がすっかり大好きになりました。
また行きたいね!
今度は食べ物メインで旅行もしたいよね!
と夫婦で話しながら、広島へと帰路についたのでした。
ホテルの朝食
美味しくて完食!
サラダの玉ねぎ(スライス)が生でも本当に美味しかったです
おのころ島神社の鳥居
大きくて遠くからも見えました
参道の階段
その先に拝殿があります
繊細で優しい空気に癒やされます
(拝殿の写真は思ったより大きく撮れてしまったので今回は載せておりません)
鶺鴒石(せきれいいし)
伊弉諾命・伊弉冉命がこの石の上のつがいの鶺鴒が止まっている姿を見て夫婦の道を開かれお子様をお産みになられたとのこと
習ったことがない漢字で書かれた神社名が書かれた碑
個人的にはこちらの字も好き
近隣の住宅が写らないように撮影
ご由緒
「芦原中国」へ歩いて向う途中にあった灯籠と石碑
趣があります
淡路島特産のタマネギ畑が広がる向こうに
「芦原国(あしはらのくに)」のお社が小さくぽつんと見えます
農作業中の皆さんから、我々夫婦が畑の中の道を歩く様子が遠くからまる分かりで
少し恥ずかしかったです
芦原国(あしはらのくに)の祠
説明版
一体ここで何があったのだろう・・・
興味が尽きません
淡路島牧場でいただいたソフトクリーム
美味しかったです!
(写真の手は夫)
安乎岩戸信龍神社(あいがいわどしんりゅうじんじゃ)入り口の鳥居
右側に海が広がります
二つ目の鳥居の奥の洞窟の中に祠があります
ここから空気が変わります
洞窟の中からの眺め
入り口の形が淡路島の形に似ています
オートバイ神社が安乎岩戸信龍神社の駐車場と同じ敷地内にあります
建物の中の自動販売機でお守りが売られていてびっくり!
社務所の中に入ってみました(!)