観えたこと想うこと草子

旅と歴史をメインに少しスピリチュアルなお話を綴ります。

開聞岳そして海へ・・・    1

昨日と一昨日、夫と2人で鹿児島県指宿市開聞岳を中心とした旅に行ってきました。

 

不思議なきっかけで行くことになった旅ですが、感じたこと観えたこと出来るだけそのままに旅の様子を綴っていこうと思います。

長くなりそうなので、シリーズとして。

 

きっかけは、昨年2022年の秋頃の出来事でした。

リビングに座って窓ごしに外をぼんやり眺めていると、突然一つの景色が鮮やかに観えました。

脳内で感知とかではなく、まるで二つの目で見たかのようにくっきりと。

 

青空を背景にして、稜線をなだらかに描いて立つ美しい円錐形の山。

山の麓には湖が広がり、右側にはちょっぴり岸が覗いています。

 

この景色はどこだろう?

 

過去生に存在した場所を時折、いつも観るような薄ぼんやりとした感じではなく実体をもってくっきり観ることがたまにあります。それかなと思いました。

 

でも、この山は全然知らないし、過去生で見たような既視感も全くない。

 

その時はほかに気になる出来事もあったりで、そのことはそのままにしていました。

2~3ヶ月後、家でぼんやりしていたときに、同じ景色が再び鮮やかに観えました。

 

さすがに2回目は私も

「何かあるぞ」

と気がつきました。

 

外国のどこかにある有名な山なのかと思い、ネットでいろいろ調べたけれど、分からない。

この山の特徴、「円錐形の山」で検索してヒットしたのが、

 

開聞岳

 

山の景色を観た瞬間、心のどこかで「ビンゴ!」と鐘が鳴り響き渡りました。

 

日本だったのか!

麓が湖と見えたのは海だったかと気がつきました。

 

でも、写真の開聞岳は頂上の形が観えたものと少し違うし、麓が畑と鉄道なんだけど・・・

海は山の沖側に広がっていました。

 

このときはあまり深く考えず、

 

行ってみようかな・・・

 

自然の流れでそう思いました。

なぜ突然山が観えたのか知りたい!

 

でも、ここ広島からすぐ行ける場所ではないし。

お金もかかるし家族を残して行けるのかな・・・

(1人で行くつもりでした)

 

すると今年に入って、コロナや仕事やいろいろなことでくたびれきっていた夫が

「九州に行って温泉に浸かりたい」

と突然言い出したのです。

(温泉が大好きな夫です)

 

え?!九州?!

 

霧島に行ってみたいという夫を説得して、

 

「指宿にも温泉があるよ!」

 

と半ば強引に開聞岳に行くように仕向けたのでした。

 

こうして、夫婦の開聞岳に行くことが現実となっていきました。